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スタジアムの裏側

ゼロ 堀江 貴文

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ゼロ

なにもない自分に小さなイチを足していく

 

堀江貴文氏、ホリエモンの哲学に触れた。

この本自体は出版がそこそこ前だけど、たまに取り出して読んでいる。

堀江氏の、このメンタルに感銘を受けている。

本の内容は、自叙伝を通して堀江氏の考え方をストレートに受けることができて、生きていく上での参考、土台にできる。

刑務所での服役時の心境なんて、フランクルの思想を連想させる程の悟りだと感じた。

 

どこにいても誰も自由を奪う事はできない。

 

この言葉は、フランクルから影響を受けて参考にしていたから、知識人はそういう心境を自ら悟るものなのかと驚いた。

 

この本で一番、自分の身についているのが3章だ。

 

なにより題名の通り、小さなイチを足していく。日々自分が積み上げていく事こそが必要であり全てだ。

人は掛け算をしようとして失敗する。

挑戦して失っても、ゼロに戻るだけでマイナスなどない。

何かを考えて立ち止まるくらいなら、今目の前にあるできる事をひとつづつ積み上げながら考えたら良いのだ。

そして、行動する事。考えながら行動する。

 

大きなボリュームをこなしたからこそ、経験が生産性につながった。

トライアンドエラーを修正を繰り返して進むからこそ、成功にたどりつく。

 

僕程度のレベルから見た成功者は、本人からすると旅の途中だったりするけど、

成功している、社会的に成功している人は、プロセスが似ている。

言いまわしや経験は千差万別だけど、言っていることとやっている事は同じだ。

 

とても参考になる、哲学な本だと思う。