dag-out ダッグアウト

スタジアムの裏側

悔し涙は成長の糧だ

f:id:yuukirena1824:20210408230819p:image

心が乱れている。

気持ちが乱高下している。

息子との出来事で、説教じみた話をしてしまった。

 

きっかけは二つあった。

Nintendo switchのみまもり設定

・ジャンケン

 

1.Nintendo Switchのみまもり設定

息子が、Switchのあつまれどうぶつの森で、通信で他の人の島に行きたいと言った。

まずは設定マニュアルを見て、どこまで設定を緩めるべきかの確認が必要だ。

子どものインターネットリテラシーはとてつもなく低い。ほぼ、教えていないからだ。

まずは基礎の最低限な知識を得てからにしようと伝えたが、なかなか譲らない。

いつまでできないのか、何とかやりたい。

 

理由はユメミーワールドなる、夢の世界に行ってみたいという事だった。

他の島に行ってみたい、という事もあるようだった。

社会というのは、無知が罪になる。知らない方が悪いという場面もあるのだ。

インターネットの世界において、知るべき事を知らずに飛び込むという事を子どもにさせるなんて事を、親としてはさせるわけにいかない。

これに納得がいかないため、いつまでも話が終わらなかった。

これに納得できるだけのリテラシーが必要だ、ということだ。

 

2.ジャンケン

一回勝負で息子とジャンケンをした。

僕が勝った。

もう一度ジャンケンをした。

また僕が勝った。

ジャンケンというものは、相手の表情に何を出すかが書いてある。

相手のレベルにもよるものの、大体勝率にして7割くらいだ。

ジャンケンに負けると、悔しい。

勝ち負けがハッキリと出てしまうから、そう思う。僕はそこまで悔しくは思わないのだけど、何度もジャンケンを挑んでくる。

もう、辞めようといってもいつまでも挑んでくるので、決定的な実力差を見せる事にした。

これはとても大人気ないことなのだけど、先だしジャンケンで、勝つ。という事をした。

息子にしてみると、後出しジャンケンで負けるという事だ。

相当な屈辱だったらしく、悔し過ぎて涙が全く止まらない状態になってしまった。

 

子どものやりたいという想いには、極力応えてあげたいのが親心。

でも、物事にはルールや順番がある。

ジャンケンも法則があり、絶対は無いけれど勝つべくして勝つという道筋がある。

ただ何も考えずにやっているわけではない。

ただ場当たり的にダメだと言うわけでもない。

ほぼ全ての事は、根拠に基づいて判断して決めて、伝えているつもりだ。

その悔し涙を、ただ流して終わりの涙としないで欲しい。

息子に厳しいのかもしれないけれど、こんな父など簡単に越えていって欲しい。

 

そして、僕も成長していきたい。