息子も学校が始まり、早速宿題が出たようだ。
新学期になり、小学生の息子はクラス替えがあった。
これまでの担任の先生は異動してしまい、先生も新しい方になった。
環境と共に接する人が変わるというのは、良い刺激だ。
息子の宿題は、算数と漢字の書き取りだった。
息子の取り組む漢字の書き取りを見ると、ひとつ驚きがあった。
これまで、止めやハネなどを適当に書いていた息子だったのだけど、今回はとても丁寧に書いていた。
漢字の大きさやバランスを意識しているし、正しく書こうという意識が、字に表れていた。
字がうまいヘタではなく、綺麗に書こうという気持ちが表れている。
僕は過去に習字教室に通っていたので、字を丁寧に書く大切さを伝えたこともあったのだけど、息子にはあまり響いていなかった。
書くのが面倒くさいという理由だった。
いづれ気づくこともあるだろうと、時間に任せる事にしていた。
それが急に何故、丁寧に書くことになったのか。
それは担任の先生にあった。
どうやら、宿題の漢字をキレイに書いて来たらA、Bで、雑に書いて来たらCという事にするらしい。
Cが5回続くと、書き取りの量が増えるとのこと。
息子の場合は、増えてしまう事を避けたくてキレイに書く、ということのようだ。
動機は純粋とは言えないけど、結果キレイに書いている。
字を丁寧に、キレイに書こうと意識して書いてみると、その通り字はキレイに書けるものだ。
これを続けていくと、きっと丁寧にキレイな字を書く人になるのだ。
自分の意識を変えることで、すぐにでも変わる事が出来るのだと再認識させてもらった。
担任の先生、ありがとう。