少年野球チーム保護者向けの、審判講習会に参加してきた。
子どもが少年野球を始めるとなれば、様々な事を想定していた。
その中の行事のひとつである。
基本的に強制ではないし、各チームで3、4人出席すれば良いというものだ。
入りたての低学年の親が参加するなんてことは、ほとんど無いだろう。
しかし、少年野球チームで子どもは低学年だけど、僕自身はまあまあ歳上だ。
6年生の子供の親に、後輩が混ざっている程である。そして、全体的にみんなの事を知っておきたいという事もある。
僕は積極的に関わりたいタイプの人間なのである。
審判講習会は、自分が現役時代に何回か参加したこともあった。現役時代とは、どこまでを指すのかは甚だ疑問ではあるけど。
今も現役といえば現役なんだろうけども、きっと線引きとしては、公式戦に出ていた30代の途中くらいだろう。
さて、審判講習会。夜の7時から1時間ほど、体育館で行われた。
主審と塁審、分かれての講習だったのだけど、野球経験者ということもあり、主審を勧められた。
初回からでしゃばっても仕方ないので(近い将来多分やるので)主審ではなく、塁審の講習会に参加させてもらった。
塁審の立ち位置、ジャッジ、実技と質疑応答。
久々にやってみたけど、なかなか楽しい。
審判を早くやりたくなった。
そして、今まで野球をやってきて、間違って覚えていたルールがある事が分かった。
ファールゾーンでフライをグラブに当てて落球して、フェアゾーンに落としてしまった、というケースがあるとする。
これは、フェアになると覚えていた。
実は、ファールだったのだ。
これは、衝撃的な事実。知らなかったというか、逆に覚えていた。
良く考えると、フェアゾーンで落球してファールゾーンに落ちても、フェアなのだ。
その逆だと思えば、そうだなと納得できる。
更にもう一つあった。
外野でフェンスぎわの大飛球が来て、野手がグラブで弾いてホームランゾーンに入った場合。
エンタイトルツーベースとなる。
これは、ホームランだと信じていた。
ローカルルールであるかもしれないけど、ホームランではなくエンタイトルツーベースがオフィシャルらしい。
聞いてみると実は真実とズレてることもあるから、勉強になる。
なんだかんだで、楽しい講習会だった。
早速、チャンスあれば審判をやってみたい。