ゴールデンウィークは、毎日子どもと野球をやった。
子どもが所属する少年野球チームの練習試合もあった。
四年生以下のBチームで、息子は初めて試合にスタメンで出場した。
「9番ライト」
それが彼の初スタメンだった。
野球に入ってたった1ヶ月。
試合に出てどうにかなるレベルでは、当然ない。
しかし、彼は出たのだ。
守備機会は1度。
ライト前ヒットのゴロを取り、内野に返した。
打席は2打席。
ピッチャーゴロ2つだったが、いづれもフルカウントまで粘っていた。
試合に出るという経験値は、本人にとって大きな経験値である事は間違いない。
そののち、毎日グラウンドで父(僕)と練習を行う。
特にバッティングと走塁に重点を置いた。
4日ほど続けて、スイングはだいぶ鋭くなった。膝の使い方と腰の入れ方を意識しただけで、まるで別人の打球だ。
右バッターなので、右のお尻で回す意識。
そして走塁。
リードと第二リード。ハーフウェー。
盗塁のタイミングを自分でやっていた。
また、Bチームでの試合が予定されている。
試合は楽しいから、やる気が全然違う。
これからの成長と、試合が楽しみだ。