息子が所属している少年野球チームは、今週大会に出場する。
息子は、大会に行きたくしなさそうだ。
ひとまず理由を聞いてみたところ、以下の事だった。
・朝が早い(5時出発)
・試合に出ない
・試合中、ヒマだ
・練習をしたい
どれも全て、一理ある。
僕が良かったと思う点は、息子は野球が嫌だということは全く無いということ。
試合を見てるより練習したいなんて、嬉しいし練習に付き合ってあげたい。
小学校低学年にとって、ベンチで試合を観ているのはまあまあの修行だったりする。
プレーを見て覚えるというのも建前上はそうなのだけど、意味がわからないまま見てもどこを見たら良いのかが分かってない。
ちゃんと一緒に見ながら解説してあげることで、理解が深まる。
考えたり理解したりは、まず基本的な事をわかっていないと期待するほどには進まないものだ。
応援についてもそうだ。
残念ながら、現在はチームとして応援の文化がない。これは選手層の薄さからきている。
高学年の子は全員出場しているから、ベンチには応援の仕方もよくわからない低学年の子しかいないのだ。
だから、何て声を掛けたらいいかわからないから、つまらないのだと思う。
応援も楽しいと思えれば、放っておいても勝手に大騒ぎするものなのだけど。
過去の僕であれば、全く違うコメントが出ていただろう。
野球の経験値があり、その経験からの固定観念を引きずって「こうあるべきだ」を息子に振りかざしてしまったかもしれない。
それを捨てることができたのは、全て家族に成長させてもらったおかげだ。
ありがとう。
自発的な行動は、やりたいと思ったり、褒められたりする事から始まる。
そのきっかけを与えられるように、僕が努力していこうと受け止めて、活かしていきたい。