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スタジアムの裏側

妻、激怒する

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先日少年野球の試合があった。

その日は、地区の代表決定戦1試合だけだった。

息子が所属する少年野球は、保護者の負担を減らす目的であまり当番みたいなものはない。

ただ一つ、夏場のお茶当番は年間で1回か2回はある。

 

今回、我が家がその当番だった。

集合時間が早かったので、朝5時起きで準備した。娘も一緒に行かないといけないので、全員が早起きして、息子が試合には出ないけど応援に行った。

 

そこで、妻が激怒する事が起こる。

 

試合は圧倒的大差で勝利した。

僕はスコアラーとしてベンチに入り、声を張り上げて応援。会心の試合運びでとても気分が良かった。

 

妻が激怒したのは、息子の態度だ。

 

試合が始まる前から、解散するに至るまで、ほとんど終始、自分の爪をいじっているような仕草を続けていた。

側から見ても、良いようには見えない。

 

僕も気になっていたのでベンチでも指摘したのだけど、円陣を組んだ時も、監督やコーチが話す時も、指をいじって下を向いていた。

 

終いには一旦解散したのちに、自由練習、帰宅しても良いということになったのだけど、妻がやるのかやらないのか、帰るのか残るのかを質問しても、指をいじって返事もしないという事が起きた。

 

帰りの車は、すごい騒ぎだった。

 

受け答えをしない息子が悪いとは思うのだけど、帰りたいと言えない空気を僕が作ってしまっていた可能性も否定できない。

父は練習好きだからだ。

 

爪の端が割れて気になっていたとは言っていたけど、そんな息子の態度も良くはない。

 

息子の悪いところが全面に出てしまった出来事だったのだけど、これがきっかけで家族が良い方向に進むこととなる。

 

家族のコンセプトを妻が提案して

「挨拶と返事をしっかりする」という事となった。

生返事や元気のない挨拶は論外である。

 

こういう事は、出来そうでできていない。

 

挨拶、感謝、謝罪の言葉はハッキリ言うことこそ、人としての基本だ。

 

災い転じて福と為すように、続けていきたい。