指導する、という事の一端に触れている。
少年野球もそうだし、会社においてもそうだ。
僕は最近強く思うのだけど、少年野球のコーチができて、周りの評価が高い人は、きっと会社でリーダーとしても成功する。
少年野球のコーチングは、人間力が試されている場だと感じている。
問題はやり方だ。
この本を読んだら、それが言語化されていてとても助かった。
まず、大人が率先して行動する。至らないのは大人の方という自覚を持って変わる。
この本から感じたことは、これだった。
そして、具体例とともに人間育成に必要な事が詰まっていた。
・「するな」ではなくて「しよう」と笑顔で言えるか
・その理由や意味をちゃんと説明する
・ナイストライ!失敗はチャレンジの証として褒められるか
・グラウンドでは厳しく、外では優しい
・ポジティブにほめる
・努力の過程をほめる
・声出しは他の選手を盛り上げる
つい、違う!とか、もっとこうだよ!といった言葉を発してしまう。
厳しく指導する方向に向いてしまう。
相手は子どもなんだけど、こっちが真剣で、知ってることは全て教えたくて、少しでも上手くなって欲しくて。
成長していく過程で大切なことは、何なのか。
楽しいものを真剣に楽しめることなんだろう。
お風呂でできる簡単トレーニングや、ストレッチなども記載してあり、とてもお得な一冊だった。
コーチングの正式資格の取得とともに、この本の内容もしっかりと覚えて、実践していきたい。
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