dag-out ダッグアウト

スタジアムの裏側

野球少年のやる気と能力を 最大限に引き出す 「魔法のアドバイス」

f:id:yuukirena1824:20210830121051p:image

指導する、という事の一端に触れている。

少年野球もそうだし、会社においてもそうだ。

 

僕は最近強く思うのだけど、少年野球のコーチができて、周りの評価が高い人は、きっと会社でリーダーとしても成功する。

 

少年野球のコーチングは、人間力が試されている場だと感じている。

問題はやり方だ。

立花龍司氏の著作「魔法のアドバイス

この本を読んだら、それが言語化されていてとても助かった。

まず、大人が率先して行動する。至らないのは大人の方という自覚を持って変わる。

この本から感じたことは、これだった。

 

そして、具体例とともに人間育成に必要な事が詰まっていた。

・「するな」ではなくて「しよう」と笑顔で言えるか

・その理由や意味をちゃんと説明する

・ナイストライ!失敗はチャレンジの証として褒められるか

・グラウンドでは厳しく、外では優しい

・ポジティブにほめる

・努力の過程をほめる

・声出しは他の選手を盛り上げる

 

つい、違う!とか、もっとこうだよ!といった言葉を発してしまう。

厳しく指導する方向に向いてしまう。

相手は子どもなんだけど、こっちが真剣で、知ってることは全て教えたくて、少しでも上手くなって欲しくて。

 

成長していく過程で大切なことは、何なのか。

楽しいものを真剣に楽しめることなんだろう。

 

お風呂でできる簡単トレーニングや、ストレッチなども記載してあり、とてもお得な一冊だった。

 

コーチングの正式資格の取得とともに、この本の内容もしっかりと覚えて、実践していきたい。