わたしは、毎日コツコツが苦手だ。
地味で単調で、感動や喜びも薄い。
でも、毎日コツコツと、続けている。
それは、地味で単調な積み重ねの先にあるものを知っているからだ。
自分が目指したいもの、なりたいもの、なんでも良いのだけど。
簡単になれるものに、憧れなどない。
簡単に達成できることに、充実感を得る事は困難だ。
大きな事を成し遂げたとされる偉人ほど、その毎日は地味な積み重ねの繰り返しなんだと思う。
それを楽しんでる人もいるだろうけど、きっと目的地にたどり着くイメージが抱けているのだ。
そこに向かうプロセスを楽しんでるのだろう。
わたしはそこまでの域に達していないけれど、成し遂げたと思う時ほど、道のりは驚くほど地味であることも知っている。
昔の人より、今の人の方が単調な仕事が続かないと言われている。
我慢強くないのか、飽きっぽいのか。
わたしも、単調な作業は続かない気がする。
もっと、こうなりたいとか、こうありたいとか、こうしたいとか。
それがあれば、毎日コツコツ積み上げる事について自分が必要だと気づく。
そして、単調な作業を自らの意志で続けるんだよな。
熱い志を持って生きていけたら、人生は楽しいなと思った。