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スタジアムの裏側

5月、リーグ戦開幕。

少し前になるけど、Bチームの話。

 

例年なら1チームで出場していたリーグ戦。

今年は人数もいることから、Bチームとしてリーグ戦にエントリーしてもらい、出場している。

人が多いからこその、恵まれた機会だ。

 

周りのチームは強いチーム、そうでもないチームと様々ではある。

 

その開幕戦である、初戦。

 

息子は先発した。

球がまあまあ速いことと、練習試合での結果から、今のところエースという位置にいる。

 

初回に痛烈な一発を浴びて、1失点。

味方のエラーなどもあったけど、1失点で凌いだ。

問題は2回で、球はまとまっていたのだけど、6四球も与えてしまった。被安打1で4失点。

 

本来であれば、ゲームは終わっているというくらいのあまり良くない展開。

 

とはいえゲームは最終回に追いつき、サヨナラの場面まで作った。

結果、5ー5の同点で終わった。

なかなかの頑張りを見せたと思う。

 

野球はピッチャーが崩れると、だいぶ辛い。

 

息子にとっても、良い経験になったのだろうとは思う。

 

そして少し期間が空いて、2戦目は同門対決。

Aチームとの対戦だった。

 

息子はファーストで出場。

結果は大差で破れ去った。

12ー3。

仕方ないとは思うけど、良く打たれた。

 

こう考えると、勝ち負けにこだわるばかりではなく、試合経験を積んでいく事が大事なんだと思う。

 

この2試合の影響で、5年生の子がひとり、他チームへ転籍することとなった。

理由はおそらく、出場機会。

 

切ない事だった。