僕の会社の別の部署の話なのだけど、
とにかく、上手く回ってない。
全体の流れ、空気感は凄く重い感じがする。
その部門のトップと、課長的な役割の人たちとの信頼関係も希薄に感じる。
トップには熱意がある。
「俺が変えてやりたい。良くしてあげたい」という押し売りが強い。
こんなに凄い良い考え方があるよ、だからみんな!こうしようね!いや、やらないと損じゃん!
という押し付け的なやつで、ギクシャク感ハンパない。
間違ってないけど合ってないという悲劇。
良くある話だろうけども、笑い話のレベルはとうに過ぎている。
どんなにスベらない話でも、10回聞いたら辛さしかない。
あるひとりの課長的な人に、聞いてみた。
この部署だけブラック感があるのだけど、と。
「これ、お願い」という依頼。
その業務内容がキラーパスで、キラー過ぎる件だった。
よっぽど嫌われてるのでは、と勘繰るほどの投げっぷりに見えてしまった。
トップは、多分課長を嫌ってはないのだろうけども、そう思わざるを得ない。
僕はそれを目の当たりにして、思わず手を差し伸べない訳にはいかなくなったのだ。
課長を手伝いながらぶっちゃけてもらったのだけども、彼の本音は「ついていけない」という状態だった。
一時期、辛すぎて病みそうだったけど何とか踏ん張り、最近は話を聞いても流すようにしているらしい。
3分で終わる程度の要件で、1時間半拘束されたりしてるようだ。
彼は残業多くて、36協定にかかりそうだから残業できないと言っていたけど。
話が長いせいじゃん。正論かもしれないけど、決して合ってはいない。
そもそも、一般社員の働き方やら人権を尊重していながら、管理職に尊重がないのはおかしなものだ。
管理職は孤独で、相談相手もあまりいない。
課長同士が連絡取り合ったりしているのは、ほかに相談先や共有者がないからであろう。
部門のトップも、そういう意味では孤独だと思う。
そんな時支えになるのは、部下なんじゃないだろうか。
その仲間を敵に回してる時点で、未来は開けてはいないのかもしれない。
営業会社の宿命は、業績を上げ続けることにある。
そこにたどり着くための道は、それこそ無限に近い数があると思う。
ひとつ言えることは、ひとりではたどり着けない。
僕は今日、この事務所にひとり居る、という時間に遭遇した。
僕ならこの崩壊した部門を、どうやって立て直すのだろうかと想像した。
いつも勉強になる。
その対応策を、勢いのある僕のチームに活用していけば、僕らがもっと伸びるのだ。
グイグイ行きます。
みんな、楽しんでできたら良いのに。
やっぱり真剣2割、冗談8割が良い。