言い出したらキリがないということはわかっているのだけど、野球の試合で必要な事がある。
近いところで、試合に出られる予定の息子。
まずは走塁の基本を学んでもらい、レベルアップしてもらうことにした。
先日の試合で出塁したときに、リードをどう取ったら良いのか、牽制はいつどうやって来るのかが全く分からないままだったので、覚えたいという気持ちを持っていた。
走塁練習の前に、キャッチボールをした。
グラブで取った際に、右手を添えるのはできたり出来なかったり。キャッチの位置で添え方が難しい時があるようだ。
体より前でとる事を安定してできてくれば、次のステップに行けそう。
ゴロを取るときのグラブの使い方を少し修正。
地面に向かって、少し立てるイメージを教える。これは練習で身につけていくしかなさそうだったけど、前に比べて腰が下がっていたのは良いところだった。
次にフライの落下点。
電車バックを面白く実演したら大ウケしていたので、そうならないように半身でバックする基礎を教えている。
これも地道に反復していくしかない。
段々と落下点がわかるようになってきた。
いよいよ走塁の基本に進む。
リードはとりあえず、4歩で教える。
間違いなく帰塁できる歩数だ。
足は左足が1歩目。2歩目は右足で中腰に構える。ピッチャーがセットポジションに入ったら、3歩目は中腰のまま左足で後ろへ回し、4歩目は右足でセット。
続けてピッチャー牽制の基本を教えた。
その後、第二リードの意味と効果を話す。
それを何回か繰り返して理解を促した。
牽制に慣れて、第二リードも取れている。
しばらく続けていけば、盗塁が出来そうだ。
走塁を覚えると、野球がもっと楽しくなる。
最後は寝る前に少しやったのだけど、自宅で出来るメニューで、ボール2個でお手玉を取り入れた。
右手首を使って左手に落として、左手は右手に渡す。グラブで取ってから早く右手に渡す形の基本形になり得る。
楽しんでやっているので、しばらくは続けてくれそう。
全ては自分自身のヤル気があるか、ないか。
この一点のみだ。
今の息子は、ヤル気に満ちている。
これは全て試合に出て、出塁できたおかげだ。
具体的な体験によって、必要なものが見えて来たから、覚えたいという意欲に繋がっている。
本当に、あの時代打で使ってもらった事を活かせている。
ありがたや、ありがたや。