dag-out ダッグアウト

スタジアムの裏側

ブラックアウトは遺伝らしい

我らが少年野球チーム、いつ休部になってもおかしく無いほどに人数が少なかった。

ところが、さまざまな事情が積み重なり、わずか2ヶ月で1学年に8人体制。

 

大所帯のチームに変貌した。

 

今年もコーチとなってスタートを切ったのだけれど、体制は大幅に変更。

 

いつの間にやら、僕が新5年生チームの監督になるとかならないとか。

学年別にチームができるなんて、少し前には想像もしてなかったんですけど。

何だか意味がわからない勢いで、チームも体制も変貌を遂げることとなった。

 

1月下旬のことだ。

都合のつくお父さん達で集まって、親睦会を開催することとなった。

 

久々の飲み会だ。

 

当日はウキウキと、会場である焼き鳥屋さんへ向かった。

 

貸切のお店で、好き放題に飲む。

サイコーのシチュエーションのはずだった。

 

しかし、翌日の朝。

 

前日の記憶が、途中から、ない。

 

これは由々しき事態だった。

 

記憶が飛ぶことを、ブラックアウトというらしい。

響きは、悪くない。

 

「俺昨日、ブラックアウトしちゃってサァ」

なんてセリフ、キマッてる感じすらする。

 

しかし、いくらカッコいい響きでも。

いい大人がそんな事をやって良い訳がない。

 

お酒を飲み始めて、25年。

四半世紀になるのか。

そう考えると、付き合いが長い。

 

タバコは辞めても、酒は辞めないと公言してきた。

病気になってしばらくは飲まなかったけど、それでも、今は飲んでいる。

 

ブラックアウトは、遺伝らしい。

お酒は自らの意思で飲むのではなく、お酒に操られて飲まされているそうだ。

 

いくつかの動画を観て、お酒を控えるキッカケや、自分を納得してさせる材料を探した。

 

そして、今。

禁酒とは行かないまでも、減酒を宣言。

 

外で付き合いでは飲むけど、家では飲まない。

 

と、決めた。

 

ウーロン茶があれば、とりあえず幸せ。

 

いつまで続くのか、見ものです。